ロゲイニング(rogaining)とは地図、コンパスを使って、山野に多数設置されたチェックポイントをできるだけ多く制限時間内にまわり、得られた点数を競う野外スポーツである。オリエンテーリングと似ているものの、チェックポイントが多数設置されていること、チェックポイントを辿る順序が決められていないなどの違いがある。 (wikipediaより)

OMR2019のレベルについて質問を受けました。

「どの程度の地図読みや走力が必要でしょうか?」

上記の質問についてお答えすることで、ロゲイニングのネタバレとなってしまう可能性が高いため運営側として具体的にお答えすることが難しいのですが、おおまかに要素としてお伝えしたいと思います。

1、地図読みのレベルについて
答え)地図を読む上で、基本的な知識があれば大丈夫です。
ロゲイニングには、地図とコンパスを頼りに道のない場所にあるCPを探すという楽しみもありますが、OMR2019においては車の走れる道をメインとして林道や山道などにあるものをCPとして設定いたしました。等高線を頼りに薮の中をトラバースしたり、沢筋に水しぶきを上げて地形を突破するという野生的な行動をとすることなく楽しめるように考えています。もちろん、そういったルートを選択することも可能ですが、安全を確保した上でお願いいたします。また、安全性のためにも当日までに地図読みを勉強していただきたいです。

2、走力について
答え)求める走力の基準というものはありません。
もちろん走れる方は走れば走るほどCPを多く取得できるかと思いますが、走る時間を短くしても作戦次第では高得点を狙えます。0MR2019での競技エリアは設定として広大なものとしてあります。それはコンプリートを狙って挑んでもらうという思惑ではなく、CPへのアプローチの方法を考えることで楽しんでいただきたいという意味合いが強いためです。

自然と向き合う遊びや競技は中心をどこに据えているのかということで、同じ環境にいながらも各人にスキルの差や嗜好の違いが生じます。登山やクライミングを中心としている方は、トレイルランの楽しさを知ることはないかもしれません。逆にランを中心にしている方は、クライミングや山の上で寝ることに興味を持てないかもしれません。ロゲイニングはいわば異種格闘技戦にあって、各人が自分の持つスキルを余すことなく発揮して挑める競技だと考えています。

May the Trail be with you!

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